当院ではケガの程度や症状、全身状態などから総合的に判断し、早期治療・早期回復を実現するよう努めております。
診察→検査→診断結果までを最短1日で行います。
精密検査の中でも特に、MRI検査は1部位の撮影に15分~20分の時間を要するため、当院ではMRI機器を2台配置し、全MRI検査件数の40%以上を当日に行っています。[表1]
スピーディーな診察、検査、診断により、患者さんに適した治療、そしてリハビリを行います。
【注意事項】
・MRI等の検査やリハビリは、診察のうえで医師が必要と判断した場合に行うことができます。
(患者様のご希望があっても、医師が検査・リハビリ等の必要性がないと判断した場合は行うことができません。)
・当日検査をご希望であっても、MRI検査予約枠に空きがない場合は、後日検査行うこととなります。可能な限り早く検査を行えるよう努めておりますが、当日検査が困難な場合もございますので、ご理解の程をお願い申し上げます。
当日検査件数表[表1]
|
全件数中の割合(当日検査件数/全件数)
|
2019年度 |
約49.9% (3542件/7105件) |
2020年度 |
約53.8% (3336件/6205件) |
2021年度 |
約46.8% (3206件/6846件) |
2022年度 |
約42.2% (2782件/6594件) |
2023年度 |
約44.7% (2707件/6052件) |
MRI検査について
放射線を使うX線撮影やCTでは骨の状態がよくわかります。それに比べて、磁気を使うMRIでは筋肉や靱帯、腱、炎症、腫瘍などの状態がよくわかりますが、多くの病院では後日予約となります。 CTやX線撮影(レントゲン検査)との比較は、以下の表をご覧下さい。
- 診断
- 名古屋大学整形外科医局と連携。専門医が診察を行います。
治療を進める上で非常に重要なのは「診断力」です。
当院では
・股関節専門
・膝関節専門
・リウマチ
・骨粗鬆症
・腰椎分離症
・アキレス腱断裂
など、運動器に特化した常勤医師および非常勤医師が在籍しています。
レントゲン写真だけではわからない病態も、MRI等の医療機器を活用し診断いたします。
- 検査
- 当日のMRI検査も可能。
時間短縮はもちろん、放射線の低被ばくにも取り組み、患者さんの負担が少ない検査を行います。
当院ではMRIを受ける方の40%以上が、医師が指示を出した当日に撮影しています。ただ、初診の際に来院される時間帯が遅い場合は、当日のMRI撮影が困難になるケースが多く、診察→検査→診断結果までを1日で行える可能性は、午前・午後ともに診察開始に近い時間帯で来られた患者さんの方が高い、というのが現状です。
●2台のMRI機器を導入。1機は口径が広いタイプの機器を導入しているため、閉所恐怖症の方や体格の大きな方でも安心してご利用いただけます。
●放射線(X線)被ばくの低減に向けて、「いかに患者さんの不要な被ばくを減らせるか」を、医師や放射線技師を中心に病院全体のテーマとして取り組んでいます。
世界的な被ばくのガイドラインであるIAEA(国際原子力機関)のガイダンスレベルと比べ40~60%のX線量に減らし、さらに厳しい日本放射線技師会のガイドラインよりもX線量を20~30%減らして検査をしています(診断に影響がないことを確認の上です)。もちろん、妊娠可能な女性やお子様に対しても、今後さらなる被ばく線量の低減を進めていきます。
- 治療
- 患者さんを中心としたチーム医療を実践しています。
●高い水準のバイオクリーンルーム(無菌室)で関節手術も安心。
当院の手術エリアでは、整形外科に特化した、微生物の限りなく少ないバイオクリーンルームの手術室を設け、感染しやすい関節の手術も安心して受けていただけるように配慮しています。このような手術室で膝や股関節の人工関節、膝前十字靱帯の再建術などを行っております。
居心地のよい入院室
米田病院の入院病棟は全部で54床。
すべてのベッドサイドには、デザインと使いやすさにこだわった床頭台(テレビ・冷蔵庫付き)を設置し、落ち着いた色味のカーテンで窓を飾りました。
そのうち6室は完全な個室タイプとなっており、ゆったりとした個室にはソファやサイドテーブルを配置し、大型テレビとブルーレイ、一般のお部屋よりも大きな冷蔵庫を備えております。
- 入院室
- リハビリ
- からだの使い方を正しく指導し、本来の機能を取り戻すリハビリを行います。
明るく広いリハビリ室とマンツーマンのリハビリ
当院のリハビリ室へは、病棟から直通のエレベーターでつながっています。
エレベーターを降りると、ガラスの向こうにはウッドデッキと豊かな緑が見渡せます。
明るい陽の入る爽やかなリハビリ室では、理学療法士によるマンツーマンのリハビリが行われています。
当院が目指すのは、本来からだが持つ機能を取り戻し、日常生活や運動、仕事に復帰できるからだづくり。
薬や装具などはあくまで補助的な役割として使用し、筋肉の使い方を正しく指導して健康なからだを目指していきます。
スポーツ選手からお年寄りまであらゆる年代の方に対し、適切な運動療法を行い、退院も安心・安全に生活できるようサポートしています。
- リハビリ室/平行棒
- リハビリ室/全景
リハビリテーション科
屋上庭園
当院が目指すのは、本来からだが持つ機能を取り戻し、日常生活や運動、仕事に復帰できるからだづくり。 薬や装具などはあくまで補助的な役割として使用し、からだの使い方を正しく指導して、より健康なからだを目指していきます。 米田病院での入院中は病院3階のリハビリ室で、退院後は病院から徒歩2分のよねだ整形リハビリクリニックに通院してリハビリを継続することができます。 両施設の理学療法士により、患者さん一人ひとりに合わせたリハビリを提供しています。特に、中高年~高齢者に多い症状(膝の痛み/背骨の痛み/腰の痛み/筋肉の衰え)や骨粗鬆症の原因追及・予防・検査・治療をはじめ、加齢によるロコモティブシンドローム予防まで、患者さんの機能回復をサポートします。
- 相互連携
- 接骨院、専門学校まで多様な連携を行い、シナジー効果の提供を行います。
大相撲名古屋場所救護
接骨院とのつながり
米田柔整専門学校