診察→検査→診断結果までを最速1日で行います。
当院ではケガの程度や症状、全身状態などから総合的に判断し、早期に治療方針を決定。適切な治療と質の高いリハビリで、早期回復へと導きます。
特にMRIは1部位の撮影に15分~20分の時間を要するため予約枠が足らず、一旦受診した後に検査予約をした上で後日撮影するのが一般的で、1ヶ月先まで待たなければならないこともありますが、当院ではMRI機器を2台配置し、全MRI検査件数の約半分を当日に行っています。[表1]
スピーディーかつ正確な診察、検査、診断により、患者さんに適した治療、そしてリハビリを行います。
【注意事項】
・MRI等の検査やリハビリは、診察のうえで医師が必要と判断した場合に行うことができます。
患者様のご希望があっても、医師が検査・リハビリ等の必要性がないと判断した場合は行うことができません。
・当日検査をご希望であっても、MRI検査予約枠に空きがない場合は、後日検査となります。可能な限り早く検査を行えるよう努めておりますが、当日検査が困難な場合もございますので、ご理解の程をお願い申し上げます。
当日検査件 (全件数中の割合) | |
---|---|
2019年度 | 3545件 ( 49% ) |
2020年度 | 3365件 (53.5%) |
MRI検査について
放射線を使うX線撮影やCTでは骨の状態がよくわかります。それに比べて、磁気を使うMRIでは筋肉や靱帯、腱、炎症、腫瘍などの状態がよくわかりますが、多くの病院では後日予約となります。 CTやX線撮影(レントゲン検査)との比較は、以下の表をご覧下さい。
MRI | CT | X線撮影 | |
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特徴 | ・骨(腰椎分離症の早期) ・筋肉 ・靱帯/腱 ・炎症 ・腫瘍 などの状態を調べる際に使用する。 |
X線撮影では分からないような骨折の有無を調べたり、骨折の種類や方向などを具体的に検査する際に使用する。 | 骨の形、配置、骨折などの全体像を把握する。 |
検査時間 | 平均 15~20 分 | 平均 5~10 分 | 平均 1~2 分 |
注意事項 (放射線被ばくなど) |
磁力・電波を使用する機器のため、放射線被ばくは無い。ただし、高磁場での撮影のためペースメーカーを付けている方等は撮影不可の場合あり。 | 放射線被ばくがX線撮影よりも多い。(ただし、当院では出来る限り低被ばくとなるよう配慮している) | 放射線被ばくがある。(ただし、当院では出来る限り低被ばくとなるよう配慮している)妊婦は撮影不可。 |
撮影面 | 縦、横、などさまざまな角度からの断面が撮影できる。 | 横(横断面)が基本。縦、横、さまざまな角度や3D画像に編集することも可能。 | 骨の投影像。 |