手術室ブログ ~人工膝関節全置換術~
こんにちは 米田病院手術室で働いているスタッフAです。
約1年ぶりにブログ当番まわってきました。
1月~3月までの間の米田病院看護師ブログ担当させていただきます。
よろしくお願いします。
しかし今年の冬寒くないですか?
雪で予定を変更することもしばしば・・・
お正月、雪の中強引にゴルフをしましたが
池は完全に凍っていました笑
無理すると後でくるのが膝と腰
痛すぎました涙
ゆっくりお風呂入って温かくしたら治ったのですが(筆者40代)
慢性的な膝の痛みがあり60~70歳以上の方には
手術をご提案させていただくこともあります。
当院でもよくおこなわれている手術のひとつ
人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty)通称TKAについて
少しご紹介させていただこうと思います。
手術前 ↓
これが
こうなります ↓
横から見ると ↓
そして中に入っている本物がこちら ↓
レントゲンで白く写っているのが金属の部分になります。
そしてレントゲンでは金属と金属の間が抜けていて
浮いているように見えますがそれは ↓
ポリエチレンでできているプレートで、膝の曲げ伸ばしを
スムーズにするために挿入されているものです。
手術の際は、本物のインプラントを入れる前にまず
仮のインプラントを使ってサイズを決めます。
膝上の仮インプラント ↓
膝下の仮インプラント ↓
患者さんの体型や骨の大きさによって仮のインプラントを合わせ
膝の動きを確認します。違和感があれば再度異なるサイズを合わせて確認。
問題がなければ本物のインプラントを入れて手術終了となります。
4年前武藤敬司が両膝人工関節の手術するって聞いた時は
「もう武藤はプロレス無理だな・・・」と思っていたのですが
先日、武藤の生ムーンサルトを見て
人工膝関節のポテンシャルに無限を感じました!
プロレス好きなあなたも
就職さがしているあなたも
まずはお気軽に病院見学におこしください!