施設見学
名古屋市の施設見学をしました。
市内にある「療養型病院」(以下A病院)に、当院に勤務する看護師4名で出かけました。
小泉政権下で医療の棲み分けがされて、日本の病院は機能分化が進んでいます。
私自身、医療関係者でありながらよく分からない病院以外での患者さんの様子を知りたいと思って出かけました。
A病院は地域包括病床60床、療養病床60床の入院施設を有します。
また、その敷地内に「認知症高齢者グループホーム」「小規模多機能型居宅介護」もあり、「地域包括ケア」を見据えた運営をしてみえました。
…う~(地域に密着すると言うことはこうゆうことかと実感でした。)
また、職員の「やる気」を感じました。
職場の雰囲気、掲示物などを見学させて頂いて暖かさと、パワーを感じることが出来ました。
(同行した人達からも、うらやまし~という意見が聞かれました。)
院内には「ボランティアです」と言うことですが、司法書士・行政書士の職種の方が医療連携室の相談に待機をしてみえました。
この方達の存在は「病院は他職種協働が必要となんだ」と言うことを私に痛感させました。
これからの病院は、医師・看護師は中心的存在ですが、こういった在宅・地域での患者のケアを見据えた総合的なケアが出来る医療が必要で、期待されていることを確信しました。
A病院のようにグローバルな対応は出来ませんが、施設見学をさせて頂いたことが有意義な結果に結びつくようにしていきたいと思っています。
看護部長 西 幸子