日本骨粗鬆症学会に行ってきました
10月に入り、急に気温が下がってきましたね。
夏の暑さが終わり、寒さもあるものの快適な時間が増えてきました。
9月29日~10月1日の3日間、病棟看護師2名で骨粗鬆症学会に参加してきました。
今回、会場が名古屋で国際会議場での開催だったので良い機会と思い地下鉄を乗り継いで3日間参加。
朝から夕方までさまざまな講義があり、受けたい講義を選択し、あまり興味がないな、難しそうだなと思った講義でも、行くと先生方が講義内容を工夫されていて引き込まれていきます。
当院でも骨粗鬆症の治療やアフターフォローに力を入れており、薬剤の選択や、日常生活指導など医師、看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士にてカンファレンスを行い、骨折後の患者さまの健康維持を支えています。
骨粗鬆症の治療薬は内服、注射でも選択肢がたくさんあって、使いたい薬はあるのに患者さまが拒否している症例や、薬剤導入の成功例、治療の効果(DXAの値の推移など)、食事でのビタミンD摂取量についてなど、共感できる内容や、明日から患者さまに伝えたいことなど盛りだくさんでした。
また、検査データの見方や、画像検査、DXAでの評価方法なども、細かい解説があったため、検査の必要性についても考える事ができました。
入院患者さまの中でも、一度入院し、残念ながら再骨折で入院される患者さまが何人もいます。
入院中の患者さまやご家族への服薬指導、運動・食事指導などで、再骨折をおこさず元気に外来通院して頂けるよう、努めていきたいです。
ランチョンセミナーにて、うなぎ弁当もおいしく頂きました。