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米田病院 院内探検!(2階)

2023年6月16日

前回に続き、今回は米田病院の【2階】をご案内します!

2階には、入院患者さんが過ごされるお部屋が集まっています。

米田病院には54床、つまり54つのベッドがあり、最大54名の患者さんが入院できます。

 

 

<①全体の造りや廊下の工夫>

ワンフロアでぐるっと1周できる造りになっているのが特徴。

患者さんからのナースコールにも応答しやすいため、

患者さんの安心・安全や職員の負担軽減にも一役買っています。

入院フロア

この造りを活かした工夫がコチラ!

床のマーク

2m毎に印がついていて、一周すると84m。

患者さんが歩行距離を把握しやすく目標を立てやすい工夫です。

「午前中は杖ナシで168m歩きました」

「前は2mがやっとだったけど、40m歩いても痛くないよ」

など、患者さんの達成感をスタッフも共有でき、一緒に喜んでいます!

 

 

<②病室内や生活環境の工夫>

入院していると、どーしても目に入るのが天井。

米田病院は天井にも工夫があります!

音を吸収する吸音材として一般的なのがニョロニョロした模様、

廊下や一般エリアには下図のような吸音材を使用しています。

吸音_一般エリア

しかし、患者さんの病室内の天井は一味違います。

それはコチラ!

吸音材_病室

拡大してみましょう

吸音材_星アップ

なんと吸音材の模様がお星さまなんですね!

安静が必要な方は、特に天井を見る時間が長くなります。

ニョロニョロした模様を見ていると何やらモヤモヤしたり・・・

でも、お星さまマークは見つけたときのワクワク感もありますし、

「夜間不隠になる患者さんが他に比べて少ないのは天井のおかげかも」

というスタッフの声もありました。

 

また、整形外科病院らしい工夫はトイレにも。

まず、数が多い!

2階のワンフロアに患者さん用トイレを18室設置しています。

入院フロア

 

また、人工股関節の手術後は股関節を深く曲げないように、と

便座の高さを補高してるトイレや、

補高トイレ

車いす対応の広々ゆったりトイレ、

手すりもたくさんついています。

車いすトイレ

 

 

建て替え前のトイレには

物がゴチャゴチャ置いてあったり、

排水のにおいが気になったりと問題点がいくつもありました。

 

建て替えに当たり、建築家の先生方が「トイレは大事!」と教えてくださり、

病院らしい清潔さと患者さんに優しいデザインを取り入れることになりました。

 

おかげで、当院のトイレは非常に評判が良く

「トイレがきれいで気持ちよく生活できました」

「トイレがたくさんあって便利でした」

などのご意見をいただいています。

 

スタッフステーション

何かお困りごとがありましたら、

コチラ( ↑ )のスタッフステーションでお伺いします。

お気軽にお声かけくださいね。

 

 

今回の探検では、2階入院病棟の

整形外科病院としての工夫を中心にお伝えしました。

 

次回は3階【手術室・リハビリ室】をご案内したいと思います!

yoneda

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