アキレス腱断裂は保存療法で治療できるって知ってますか?
アキレス腱断裂は保存療法で治療できるって知ってますか??
※保存療法とは、手術のようにメスを入れず、ギプス固定と装具で行う治療のことです。
このページでは、下記の「1」と「2」について記載しています。
1.アキレス腱断裂の治療法について
~手術療法と保存療法~
2.米田病院で治療するメリット
3.YONEDA式治療プロトコール(治療手順)
4.アキレス腱断裂治療の画像経過
~MR画像とエコー(超音波)画像~
5.ギプス固定・装具固定中のリスク管理
~深部静脈血栓症と再断裂~
6.Q&A
(「3」以降も順次アップしていきますね!)
1.アキレス腱断裂の治療法について ~保存療法と手術療法~
これまで、アキレス腱断裂の治療は手術療法が主流でしたが、近年、世界的に保存療法が主流になっています。
<手術と保存療法では再断裂の差はないとする評価の高い論文>
・Twaddle Am JSortMed 2007 RCT エビデンスレベル1
・Willits JBJS Am 2010 RCT エビデンスレベル1
・Soroceanu JBJS Am 2012 meta-analysis エビデンスレベル1
-保存療法のメリットとデメリット-
メリット
①入院の必要がない
②通勤しながらでも治療を行える
③皮膚を切らないため感染リスクがない
④手術費用がかからない
デメリット
①病態把握が難しく経験が必要
②足首の運動開始時期などリハビリ開始時期の判断が難しい
2.米田病院で治療するメリット
保存療法には、一般的に上記のようなメリット・デメリットがあると言われていますが・・・
米田病院では、
デメリットなく安全な保存療法を提供できます。
なぜならば、
①保存療法で100例以上治療した経験から、独自の治療プロトコール(治療手順)を作成することで安全な治療が提供できるから!
②MRIと最新のエコー(超音波)機器を導入することで正確な病態把握ができるから!
これらについての詳細は、順次アップしていきますね!
続きは、また後日!
また、このような当院が強みとしている治療方針を発信する専用ページも近日中に開設する予定です!!
当院では、日々、患者さんの回復はもとより個人・病院全体の質の向上、安全な運動器医療の提供に繋げていくことを目的に、勉強会の開催や学会での発表を積極的に行っております。