つき指の固定 ~アルフェンス固定~
皆さんこんにちは。
リハビリテーション科、柔道整復師の北山です。
今回は、柔道整復師といえば固定!ということで、その練習の一部を紹介します。
今年4月に入職した私たちは、現在アルフェンス固定を再確認中(学生時代に習得済み)です。
このアルフェンス固定、一見したところ単純にみえます。
(アルミ板にスポンジがついたものを包帯とテーピングでとめる)
簡単に見えるものほど、シンプルなものほど奥が深いという定説は固定であっても例にもれず当てはまるのです。
手にフィットさせるために曲げて曲げて、また曲げて…。
曲げすぎたので戻して…と繰り返す内にドツボにはまり迷宮入り!と新入職者全員の頭を悩ませています。
さて、このアルフェンス固定、主に指の骨折のときに行うのですが、指の骨折と聞いて皆さんはどんな時にケガをするか思いつきますか?
実は「つき指」で折れてることが多い!
部活やスポーツをされてる若い方を中心に、つき指で来院されて検査をしたら折れてました! という話が多いです。
骨折箇所によっては手術も必要なことがあります。
つき指くらい大丈夫!と思いがちですが、けっこう大事になることがあるのです。
つき指をされた時は、まず安静、冷やすなどの処置をしていただき、できるだけ早いうちに医科へ受診していただくことをおすすめいたします。
どこの病院、整形外科を受診しようか迷われたときは、ぜひ当院へ一度お越しください!