運動器とは
からだを動かすためには、骨や関節の状態が良好に保たれ、神経が正しくはたらいて筋肉を動かすことが必要です。骨・関節・神経・筋肉など、からだを動かすために必要な部分を「運動器」と呼び、この「運動器」になんらかの障害が起きたと考えられる場合に、整形外科を受診します。
どのような症状で受診するのか
どのような検査をするのか
どのような治療をするのか
- ニーズに合った治療法の選択
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「家庭や職場の環境、スポーツなどの活動度、症状、年齢、患者さんの希望によって、患者さんひとりひとりに合った治療法を提案しています。
たとえば骨折やアキレス腱断裂の治療には、手術療法と保存療法のいずれかより、症状や患者さんのライフスタイルにあわせてより良い治療方法を選択します。- [保存療法とは]
- ギプスなどで固めることによって治す方法のことです。また、折れた骨を元の位置へ戻すことを「整復」といいますが、これも保存療法のひとつです。当院では、整復を含めた保存療法も行っており、特に手術を希望されない患者さんへは、整復で治癒できる可能性を考慮して治療していきます。
バイオクリーンルーム 経験豊富な医師
- スポーツ外傷
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部活に所属する学生やスポーツを楽しむ社会人など、多くの方が来院されます。
部活などで毎日同じ動作を繰り返すことによる痛み、相手との接触によるケガなど、スポーツと整形外科は深く関係しています。
当院では、MRIやCT検査、超音波検査を用いた早期診断・早期治療に努め、スポーツへの早期復帰へ導きます。
腰椎分離症や骨端線損傷、疲労骨折、野球肘、野球肩、前十字靱帯損傷、膝半月板損傷などの診断も行っております。
確定診断後は、通院しながらリハビリを行ったり、場合によっては入院・手術を行うこともあります。
リハビリでは、各競技の特性に合わせた運動を行うことで、ケガをしにくいからだづくりとパフォーマンスの向上を目指します。
リハビリテーション- 関節の痛み
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肩や肘など腕の痛み、股関節や膝など脚の痛み、首や腰など脊柱の痛み、など様々な関節の痛みについてご相談ください。
関節の痛みには、加齢によるもの、ケガによるもの、使いすぎによるもの、生まれつきの形態によるものなど、様々な原因が隠れているため、触診や検査を行い、診断・治療を行っていきます。
リハビリでは筋肉の使い方や姿勢、歩き方など、日常生活で改善できることなどを、リハビリ科スタッフがマンツーマンで説明します。
また、からだの痛みの中には、整形外科と関係の無いものも隠れています。
当院では経験豊かな医師が聴いて、見て、触って、必要があれば画像検査や血液検査などを行い診断していき、隠れた疾患(腫瘍や婦人科疾患、痛風など)との鑑別も行います。
整形外科以外の疾患が認められたときは、専門の医療機関へご紹介します。
リハビリテーション- 関節リウマチ
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関節リウマチは、免疫の異常により関節の腫れや痛みを生じ、それが続き関節の変形をきたす病気です。
鑑別は、痛みや腫れなどの症状や、各種検査(血液検査・レントゲン検査など)の結果で診断します。
関節リウマチの経過や症状、薬の効き方などは個人差が大きく、経験と知識のある医師が対応する必要があります。
当院では一般的な関節リウマチのお薬だけでなく、MTX(メトトレキサート)や生物学的製剤など、特別に指導・管理を行わなげればならない薬剤を取り入れ、患者さんの症状をできるだけ抑えられるように心がけています。
関節リウマチの治療は、患者さんと長いお付き合いとなりますので、医師との信頼関係が何よりも大切です。
当院では患者さんと共に悩み考えて、あたたかい治療を行っていきます。
リハビリテーション- 骨の痛み(骨折など)
- ギプスを巻いたり、松葉杖で体重がかからないようにします。
骨が折れてずれている場合は、整復(元の場所へ戻す施術)や手術をすることもあります。
痛みの強い場合は痛み止めの薬を出すこともあります。
新しい骨が形成されて、関節を動かしてもよい時期に入ったらリハビリを行います。
- 靱帯や腱の痛み
- ギプスを巻いたり、松葉杖で体重がかからないようにします。
切れた部分が離れていたり、しこりが痛みの原因となっている場合など、時間の経過だけでは治りにくいと医師が判断した場合は、手術をすることもあります。
痛みの強い場合は痛み止めの薬を出すこともあります。
切れた部分が修復され、関節を動かしてもよい時期に入ったらリハビリを行います。
- 首や腰の痛み
- コルセットや運動療法(リハビリテーション)、痛み止めの薬や湿布で治療します。
痛みの強い場合は、筋肉注射、ブロック注射、除圧術などの手術を行うこともあります。
- 関節の痛み
- 関節の痛みには、当院では基本的に運動療法を中心とした治療を行います。
痛みの強さや関節面の状態に合わせて、穿刺(関節内の水を抜く注射)やヒアルロン酸注射、手術を行います。
痛みの強い場合は痛み止めの薬を出すこともあります。
当院の特徴
経験豊富な医師たち
当院では、常勤医師のほかにも非常勤医師(手の外科、脊椎、リウマチ、腫瘍など、名古屋大学所属専門医)による診療を行っています。
医師紹介
元オリンピック公式チームドクターや、難易度の高い人工股関節手術(再置換)を執刀できる医師、関節鏡手術を得意とする医師など、各医師の得意分野をいかして診察を行います。
緊急性や専門性を的確に判断し、必要であれば速やかに大学病院などの高度専門施設へご紹介するほか、院内では医師間のアドバイスも積極的に行い、よりよい診療を心がけています。スポーツ外傷
プロのスポーツ選手をはじめ、多くの方が来院されます。 部活などで毎日同じ動作を繰り返すことによる痛み、相手との接触によるケガなど、スポーツと整形外科は深く関係しています。 当院では、MRIやCT検査、超音波検査を用いた早期診断・早期治療に努め、スポーツへの早期復帰へ導きます。 腰椎分離症や骨端線損傷、疲労骨折、野球肘、野球肩、前十字靱帯損傷、膝半月板損傷などの診療も得意としています。 症状によって、通院しながらリハビリを行ったり、場合によっては入院・手術を行うこともあります。 リハビリでは、各競技の特性に合わせた運動を行うことで、ケガをしにくいからだづくりとパフォーマンスの向上を目指します。
医療機器関節の痛み
肩や肘など腕の痛み、股関節や膝などの脚の痛み、首や腰など脊柱の痛み、など様々な関節の痛みについてご相談ください。 関節の痛みには、加齢によるもの、ケガによるもの、使いすぎによるもの、生まれつきの形態によるものなど、様々な原因が隠れているため、触診や検査を行い、診断治療を行っていきます。 リハビリでは筋肉の使い方や姿勢、歩き方など、日常生活で改善できることなどを、運動器リハビリテーションに特化したリハビリ科スタッフがマンツーマンで説明します。 リハビリだけでは改善の見込みのない場合や、今後も激しい運動を行うスポーツ選手の方などへは、手術を行い入院中からリハビリを始め、退院後のサポートまで行います。 またからだの痛みの中には、整形外科と関係の無いものも隠れています。 聴いて、見て、触って、必要があれば画像検査を駆使して、隠れた疾患(腫瘍や婦人科疾患、痛風など)との鑑別も行います。整形外科以外の疾患が認められたときは、専門の医療機関へご紹介します。
バイオクリーンルーム 医師紹介関節リウマチ
関節リウマチは、免疫の異常により関節の腫れや痛みを生じ、引き続き関節の変形や障害が進んでいく病気です。 鑑別は、痛みや腫れなどの症状や、各種検査(血液検査・MRI検査など)の結果で診断します。 関節リウマチは進行する前に、経験と知識の豊富な医師が介入していく必要があります。 昔と違い、関節リウマチは早期診断と早期治療ができれば進行を抑えられる時代になりました。 関節リウマチの治療は、患者さんと長いお付き合いとなりますので、医師との信頼関係が何よりも大切です。当院のリウマチ診療担当医師は、患者さんと共に悩み考え、あたたかい治療を行っておりますので、リウマチの方やリウマチかどうか不安に思われている方は、是非一度ご相談ください。
医師紹介ひとりひとりのニーズに合った治療法
家庭や職場の環境、スポーツなどの活動度、症状、年齢などを考慮し、患者さんの希望に沿って、ひとりひとりに合った治療法を提案しています。 たとえば、骨折やアキレス腱断裂の治療には、手術療法と保存療法のいずれかより、症状やライフスタイルにあわせて、適した治療法を提案します。
- 保存療法とは
- ギプスなどで固めることによって直す方法のことです。また、折れた骨を元の位置へ戻すことを「整復」といいますが、これも保存療法のひとつです。当院では、整復を含めた保存療法を、豊富な経験と知識のもとに行っています。特に、手術を希望されない患者さんへは、整復で治癒できる可能性をできるだけ配慮して治療を行っていきます。 当院では医師の指示・立ち会いのもとで、整復や固定に関する専門知識を持ち合わせた柔道整復師が補助を行い、患者さんをサポートしています。 ギプス固定やテーピング指導に関しても、柔道整復師の細やかな技術と、患者さんのニーズに合った生活指導や説明を行うことが、当院の特徴です。 手術が選択された場合には、バイオクリーンルームという安全な衛生環境で、経験豊富な医師が執刀します。術前および術後のフォローも徹底していますので、安心して手術にのぞんでいただけます。
腰椎分離症
スポーツをしている小中学生の腰痛。このうちの約半分は、腰椎分離症(腰椎の疲労骨折)が原因であることがわかってきました。 その診断にはCT検査かMRI検査、特に早期の分離症にはMRIが必須です。 当院では、高精度のMRIを用いて早期の診断・治療を行えるだけでなく、CT検査の欠点である放射線被ばくを可能な限り抑えるような診療システムを整えています。 詳しくは、こちらをご覧下さい。
腰椎分離症とは [CT被ばく軽減](放射線科)アキレス腱断裂
アキレス腱断裂といえば、絶対に手術が必要だと思っていませんか? 近年では、[早期リハプロトコール]を行うことで、手術療法に負けない好成績を得ることができる時代になりました。 当院ではエコーとMRIを活用して各治療法の適応について確認した上で、手術をしない保存療法としてのアキレス腱断裂の治療も行っています。 詳しくは、こちらをご覧下さい。
アキレス腱断裂とはPRP療法[多血小板血漿療法]
患者さんの血液からPRPを作製し、それを痛みや炎症のある部位に注射することで自己治癒能力を高める再生医療です。 PRPは多血小板血漿とも呼ばれ、患者さんの血液から血小板という成分を抽出し高濃度に凝縮させたものです。 血小板には組織の修復を促す成長因子を出す働きがあり、 変形性膝関節症や靭帯損傷、半月板損傷、筋肉や腱の損傷等に対し、炎症や痛みを緩和するなどの効果が期待できます。 また、患者さん自身の血液を用いるため、アレルギーなどの副作用が少ないことも特徴です。 ご希望の方、ご興味のある方は、ぜひ当院のPRP療法担当医へご相談ください。
PRP療法とはヘルニコア[椎間板内酵素注入療法]
腰椎椎間板ヘルニアによる痛みや脚の痺れでお悩みの患者さんは少なくありません。 当院では、コルセットやお薬、リハビリなどによる保存療法の他に、『ヘルニコア[椎間板内酵素注入療法]』を行っています。 『ヘルニコア[椎間板内酵素注入療法]』とは、椎間板内に酵素を含んだ薬剤を直接注射してヘルニアによる神経の圧迫を弱める方法です。 この治療は1泊2日の入院で行うことができるため、一般的な手術療法に比べ日常生活への負担が少ないのが特徴です。 ご希望の方、ご興味のある方は、ぜひ当院の脊椎専門医へご相談ください。
ヘルニコアとは 開業医の皆様へ[ヘルコニアのご紹介]
一般的な整形外科疾患の他、スポーツによるケガ、手の外科、人工関節手術やリウマチの治療も得意としています。
高水準の検査機器と臨床経験の豊富な医師たちが、みなさんの健康をサポートします。
運動器の症状がある方はまず当院の医師にご相談いただくことで、よりよい診断・ 治療の提案を致します。