整形外科|米田病院・よねだ整形リハビリクリニック|名古屋市西区

TREATMENT

治療・診療

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寄り添った医療環境

当院は整形外科病院・クリニックとして、手・足・腰の痛みの治療、手術などを行っています。
一般的な整形外科疾患の他、スポーツによるケガ、手の外科、人工関節手術やリウマチの治療も得意としています。
高水準の検査機器と臨床経験の豊富な医師たちが、みなさんの健康をサポートします。
運動器の症状がある方はまず当院の医師にご相談いただくことで、よりよい診断・治療を提案いたします。

チーム医療の実践

当院は、患者様の希望を伺いながら、より良い治療法を選択いただけるよう努めております。
手術療法が第一選択肢となるケースもありますが、手術療法と保存療法でご検討いただくケースもあります。
保存療法ではきめ細かな管理と技術、そして患者様との良好なコミュニケーションが必要です。
当院では、患者様により良い医療をご提供するため、医師・看護師・リハビリ部門・画像検査部門をはじめとしたスタッフが協力し合い、チーム医療を実践しています。
また、アキレス腱断裂と腰椎分離症は研究チームによる研究を行っており、患者様に還元できるよう研鑽に励んでおります。

高クラスの手術室

高い水準のバイオクリーンルーム(無菌室)で関節手術も安心

当院の手術エリアでは、整形外科に特化した、微生物の限りなく少ないバイオクリーンルームの手術室を設け、感染しやすい関節の手術も安心して受けていただけるように配慮しています。
このような手術室で膝や股関節の人工関節、膝前十字靱帯の再建術などを行っております。

手術室について

清浄度にはクラスという単位があり、当院の整形外科専門手術室は、クラス100とクラス1000です。
クラス100の清浄度は医療関連の中でも高いクラスの清浄度であり、バイオクリーンルーム(無菌室)と呼ばれます。
人工関節などの手術はできるだけ菌の数が少ない手術環境が望まれるため、関節手術の多い当院ではこのような施設を整備しました。

手術室 / クラス100

手術室 / クラス100

手術室 / クラス1000

「整形外科」でできること

運動器とは

人間のからだには、「消化器」「呼吸器」「運動器」など様々な組織・器官があり、整形外科は「運動器」を対象としています。
からだを動かすためには、骨や関節の状態が良好に保たれ、神経が正しくはたらいて筋肉を動かすことが必要です。
骨・関節・神経・筋肉など、からだを動かすために必要な部分を「運動器」と呼び、この「運動器」になんらかの障害が起きたと考えられる場合に、整形外科を受診します。

どのような症状で受診するのか

整形外科疾患の主な症状としては、腰・首の痛み、肩・膝・股関節・腕・足・指・背中などの痛み、しびれ、腫れ、知覚異常、指のこわばり、関節の動かしにくさ、左右の脚長差、背中の歪み、などがあります。
これらの症状は、どこかにぶつけたり転んだりしたときに急に出現するものもあれば、原因がわからないまま徐々に症状が出現してくるものもあります。このような痛みやしびれなどがある場合、整形外科を受診します。

どのような検査をするのか

整形外科では、症状に合わせてレントゲン検査や血液検査、骨密度検査、超音波検査、徒手検査(からだを動かして症状が出るかをみる検査)、MRI検査、CT検査などを行います。

どのような治療をするのか
ニーズに合った治療法の選択

家庭や職場の環境、スポーツなどの活動度、症状、年齢、患者様の希望によって、患者様一人ひとりに合った治療法を提案しています。
たとえば骨折やアキレス腱断裂の治療には、手術療法と保存療法のいずれかより、症状や患者様のライフスタイルにあわせてより良い治療方法を選択します。

保存療法とは

ギプスなどで固めることによって治す方法のことです。また、折れた骨を元の位置へ戻すことを「整復」といいますが、これも保存療法のひとつです。
当院では、整復を含めた保存療法も行っており、特に手術を希望されない患者様へは、整復で治癒できる可能性を考慮して治療していきます。
手術を選択した場合には、バイオクリーンルームという安全な衛生環境で、経験豊富な医師が執刀します。
術前および術後のフォローも徹底していますので、安心して手術に臨んでいただけます。

スポーツ外傷

部活に所属する学生やスポーツを楽しむ社会人など、多くの方が来院されます。
部活などで毎日同じ動作を繰り返すことによる痛み、相手との接触によるケガなど、スポーツと整形外科は深く関係しています。
当院では、MRIやCT検査、超音波検査を用いた早期診断・早期治療に努め、スポーツへの早期復帰へ導きます。
腰椎分離症や骨端線損傷、疲労骨折、野球肘、野球肩、前十字靱帯損傷、膝半月板損傷などの診断も行っております。
確定診断後は、通院しながらリハビリを行ったり、場合によっては入院・手術を行うこともあります。
リハビリでは、各競技の特性に合わせた運動を行うことで、ケガをしにくいからだづくりとパフォーマンスの向上を目指します。

関節の痛み

肩や肘など腕の痛み、股関節や膝など脚の痛み、首や腰など脊柱の痛みなど、様々な関節の痛みについてご相談ください。
関節の痛みには、加齢によるもの、ケガによるもの、使いすぎによるもの、生まれつきの形態によるものなど、様々な原因が隠れているため、触診や検査を行い、診断・治療を行っていきます。
リハビリでは筋肉の使い方や姿勢、歩き方など、日常生活で改善できることなどを、リハビリ科スタッフがマンツーマンで説明します。
また、からだの痛みの中には、整形外科と関係の無いものも隠れています。
当院では、経験豊かな医師が聴いて、見て、触って、必要があれば画像検査や血液検査などを行い診断していき、隠れた疾患(腫瘍や婦人科疾患、痛風など)との鑑別も行います。
整形外科以外の疾患が認められたときは、専門の医療機関へご紹介します。

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫の異常により関節の腫れや痛みを生じ、それが続き関節の変形をきたす病気です。
鑑別は、痛みや腫れなどの症状や、各種検査(血液検査・レントゲン検査など)の結果で診断します。
関節リウマチの経過や症状、薬の効き方などは個人差が大きく、経験と知識のある医師が対応する必要があります。
当院では一般的な関節リウマチのお薬だけでなく、MTX(メトトレキサート)や生物学的製剤など、特別に指導・管理を行わなげればならない薬剤を取り入れ、患者様の症状をできるだけ抑えられるように心がけています。
関節リウマチの治療は、患者様と長いお付き合いとなりますので、医師との信頼関係が何よりも大切です。
当院では患者様と共に悩み考えて、あたたかい治療を行っていきます。

骨の痛み(骨折など)

ギプスを巻いたり松葉杖で体重がかからないようにします。
骨が折れてずれている場合は、整復(元の場所へ戻す施術)や手術をすることもあります。
痛みの強い場合は痛み止めの薬を出すこともあります。
新しい骨が形成されて関節を動かしてもよい時期に入ったら、リハビリを行います。

靱帯や腱の痛み

ギプスを巻いたり、松葉杖で体重がかからないようにします。
切れた部分が離れていたり、しこりが痛みの原因となっている場合など、時間の経過だけでは治りにくいと医師が判断した場合は、手術をすることもあります。
痛みの強い場合は痛み止めの薬を出すこともあります。
切れた部分が修復され関節を動かしてもよい時期に入ったら、リハビリを行います。

首や腰の痛み

コルセットや運動療法(リハビリテーション)、痛み止めの薬や湿布で治療します。
痛みの強い場合は、筋肉注射、ブロック注射、除圧術などの手術を行うこともあります。

関節の痛み

関節の痛みには、当院では基本的に運動療法を中心とした治療を行います。
痛みの強さや関節面の状態に合わせて、穿刺(関節内の水を抜く注射)やヒアルロン酸注射、手術を行います。
痛みの強い場合は痛み止めの薬を出すこともあります。

リハビリテーション

からだの使い方を正しく指導し、本来の機能を取り戻すリハビリを行います。

明るく広いリハビリ室とマンツーマンのリハビリ

当院のリハビリ室へは、病棟から直通のエレベーターでつながっています。エレベーターを降りると、ガラスの向こうにはウッドデッキと豊かな緑が見渡せます。明るい陽の入る爽やかなリハビリ室では、理学療法士によるマンツーマンのリハビリが行われています。
当院が目指すのは、本来からだが持つ機能を取り戻し、日常生活や運動、仕事に復帰できるからだづくり。薬や装具などはあくまで補助的な役割として使用し、筋肉の使い方を正しく指導して健康なからだを目指していきます。
スポーツ選手からお年寄りまであらゆる年代の方に対し、適切な運動療法を行い、退院後も安心・安全に生活できるようサポートしています。

リハビリ室 / 平行棒

リハビリ室 / 全景

米田病院での入院中は病院3階のリハビリ室で、退院後は病院から徒歩2分のよねだ整形リハビリクリニックに通院してリハビリを継続することができます。両施設の理学療法士により、患者様一人ひとりに合わせたリハビリを提供しています。
特に、中高年~高齢者に多い症状(膝の痛み / 背骨の痛み / 腰の痛み / 筋肉の衰え)や骨粗鬆症の原因追及・予防・検査・治療をはじめ、加齢によるロコモティブシンドローム予防まで、患者様の機能回復をサポートします。

スポーツ障害を抱える選手やお子さんの競技復帰に向けたリハビリ(アスレティックリハビリテーション)も行っており、広いリハビリ室ではアジリティや体幹トレーニング、フォームチェックなど多岐に渡る内容で、各競技への復帰に向けた運動機能の回復・向上をサポートしていきます。

よねだ整形リハビリクリニックでは外来通院リハビリテーションを行うことができるため、近隣の総合病院整形外科で手術・退院された後に当院の通院リハビリテーションを受けられる方もいます。

病院

入院中の患者様を対象に、少しでも早く日常生活やスポーツ活動へ復帰できることを目標にリハビリを行っています。
手術後などは不安も大きいので、患者様一人ひとりとの対話を大切にして、医師や看護師とコミュニケーションを図りながらリハビリを行っていきます。

クリニック

医師の指示のもと、外来通院患者様を対象に予約制リハビリを行っています。
腰痛、膝痛などの患者様に対する自宅での運動指導やスポーツ選手のフォームチェックなど、一人ひとりのニーズや目標に合わせたリハビリを提供するよう取り組んでおります。

YONEDAの治療方針

家庭や職場の環境、スポーツなどの活動度、症状、年齢などを考慮し、患者様一人ひとりに合った治療法を提案しています。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂は「保存療法」で治療できることを知っていますか?

当院では、MRI・超音波検査の画像所見や臨床所見から多角的かつ正確に治療経過を把握し、早期から体重をかけた歩行や足首の運動を行っています。
それにより、アキレス腱の治癒を促進させ、よりスムーズに社会復帰ができるようになります。

腰椎分離症

安静だけが治療じゃない
パフォーマンス低下を防ぐ専門的なリハビリ

患部の安静はコルセットで守りつつ、ストレッチ・体幹筋力トレーニング・バランス強化訓練など症状や時期に応じて可能なことを段階的に進めていき、スポーツ復帰時のパフォーマンスの低下を防ぎながら3か月でスポーツ復帰を目指します。

膝前十字靱帯(ACL)損傷

日常生活への復帰、スポーツ復帰などのニーズに応じて手術方法を選択

競技種目や競技レベルでの選択も可能。手術を行うまでに膝の炎症の管理、膝の可動域改善や筋力改善を目的とし、外来(当院よねだ整形リハビリクリニック)にてリハビリを行います。
退院後のリハビリについても、万全のサポートをご用意しております。

変形性膝関節症

MRI検査で超早期の変形を発見
注射や薬より効果的なリハビリで治療

変形性膝関節症は、早期発見・早期治療により変形の進行を遅らせることができます。
MRI検査では、レントゲン検査ではわからないようなごく初期の変化も発見できます。
悪化すると人工関節などの大きな手術が必要になるため、早期発見・早期治療が何よりも大切です。