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腰のレントゲンで「前屈・後屈」するのはなぜ?

こんにちは。名古屋市西区 整形外科 米田病院 の診療放射線技師 Kです!

今日は、腰のレントゲン検査で時々行う
「前に曲がってください」「後ろに反ってください」
という撮影についてお話ししたいと思います!

「普通に立って撮るだけじゃダメなの?」
「わざわざ前後に動くのは何のため?」
と思ったことはありませんか?

実はこれ、腰の状態を詳しく調べるための大切な撮影方法なんです。

■ 普通のレントゲンと何が違うの?

一般的な腰のレントゲンでは、立った状態や寝た状態など、決められた姿勢で撮影します。
一方、前屈・後屈の撮影では、腰を動かした状態でレントゲンを撮影します。

これによって、普段の姿勢だけでは分かりにくい、腰の骨の動きやズレを確認することができます。

■ 腰の「動き」を見るための検査

腰の骨は、背骨を構成する骨が積み重なってできています。
前に曲げたり、後ろに反ったりすると、それぞれの骨の位置関係が少し変化します。

その変化を見ることで、
背骨に不安定な部分がないか
骨と骨の間に異常な動きがないか
腰椎のズレが動作によって変化しないか
などを確認することができます。

つまり、普通のレントゲンが**「その時の腰の状態」を見るのに対して、前屈・後屈の撮影では「腰を動かしたときの状態」**を見ることができるんです。

■ どんなときに撮影するの?

すべての患者さんが前屈・後屈撮影をするわけではありません。

腰の痛みやしびれなどの症状や、通常のレントゲン画像、医師の診察結果などをもとに、必要に応じて追加されます。

特に、腰椎の不安定性やズレなどを詳しく確認したい場合に行われることがあります。

■ 「もっと曲げてください」と言われることも

撮影するときには、
「もう少し前に曲がってください」
「無理のない範囲で後ろに反ってください」
とお願いすることがあります。

これは、できるだけ腰を動かした状態を撮影して、動いたときの骨の状態を比較しやすくするためです。

ただし、強い痛みがある場合は無理をする必要はありません。
「これ以上動かすと痛い」という場合は、遠慮なく技師に伝えてくださいね。

■ 最後に

腰のレントゲンは、ただ骨を写しているだけではありません。

撮影する姿勢や角度には、それぞれ**「何を確認したいのか」**という目的があります。

前屈・後屈の撮影も、腰の「動き」を見ることで、通常のレントゲンだけでは分かりにくい情報を得るための検査です。

検査中に「どうしてこんな姿勢をするんだろう?」と疑問に思ったときは、ぜひ気軽に聞いてみてください!

米田病院の診療放射線技師として、皆さんに安心して検査を受けていただけるよう、分かりやすい説明を心がけています!

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